犬好きブロガーわん子です。
待ちに待ったワンちゃんとの生活。
一番最初に困るのは、犬の排泄です。トイレトレーニングはおうちに来てからすぐに始めましょう。
人間にとって、犬の排泄は重要な問題です。犬本人はそんなに気にしていないのですが・・・。
犬を迎える前の準備
準備するもの
- トイレシーツ
- トイレトレー
- ハウスまたはサークル
これらのものは犬が亡くなるまで一生必要です。
最初にいい物を揃えておくと、長く使えるのでおススメです。犬を初めて飼う方はどれを買っていいのか分からないですよね。特にハウスやサークルはたくさんの種類があるので選ぶのも大変です。
そんな時は初めからトイレとハウスが別れているトイレセットを買うとしつけがラクチンです。
私のおススメはこちら
トイレとハウスが扉で仕切られているので、住居とトイレを適度に離すことができます。仕切りのおかげで、犬が汚れたトイレに行くことを防ぐこともできます。
お部屋の準備
汚されて困るものはしまいましょう。
また、多少汚れてもいいお部屋で犬を生活させましょう。トイレトレーニングに失敗はつきものです。
お家にきて最初の頃は、自由に動ける部屋は1部屋に限定しましょう。トイレトレーニングが完璧にできるようになってから、他の部屋に行かせましょう。
トイレトレーニングの方法
排泄をするまでは無視
犬が排泄をしそうになったら、すぐにトイレに連れていきましょう。
排泄をするまでは、吠えても鳴いても無視しましょう。近寄る、声を掛ける、目を合わせるのはご法度です。
『ワンツー、ワンツー』などと声を掛けた方がいいと書いてあるしつけ本もありますが、私はおススメしません。おしっこをしたくない時に、『おしっこしなさい』って言われても出ないものは出ないからです。
無理をして排泄をすると、犬にもストレスがかかります。初めて犬を飼う人はトイレの合図を間違えてしまうこともあります。犬にストレスを与えないためにも、無理に声掛けをするのはやめましょう。
排泄が終わったら褒める
犬の排泄が終わったら、目を合わせ褒めましょう。犬は目を合わせることで他の犬と意思疎通を図っています。
よく、『飼い主の言うことを聞かない』という成犬の相談があります。これは子犬の頃からのアイコンタクトの訓練不足が原因の1つです。
子犬の頃から『褒める・許可する』などの正の動作をするときは、犬の目を見ましょう。
そしてしっかり褒めてあげましょう。ちょっと高めの声でおおげさなくらい褒めてください。
褒め言葉は事前に決めておくといいです。うちの愛犬には『はいOK!いいこだね~』と言っています。
トイレの後片付け
汚れたシーツはすぐに取り換えましょう。
うんちは人間用トイレへすぐに捨てに行ってください。ずっとお部屋にうんちがあるのは気分がよくないですよね。笑
でもお留守番をさせる時は、すぐにトイレの片付けができません。特にこれからの時期(特に梅雨どき)は、お部屋に匂いがこもりがちです。
除湿器や空気清浄機があると、すぐに片付けができなくても空間が清潔に保てます。お家に除湿機や空気清浄機のない方は、わんちゃんを機に購入を検討してください。
空気をきれいにしながら除湿するので、季節を問わず使えます。稼働音も静かです。タイマー付きなので、わんちゃんのお留守番の時間合わせた設定ができます。
犬の排泄を知る
飼い主が、犬の排泄を知ることでトイレトレーニングが成功しやすくなります。
犬がいつどこでトイレに行くのかを知っておきましょう。
タイミング
トイレのタイミングを知ることで、犬をトイレへ誘導しやすくなります。
- 朝起きたとき
人間と同じように朝はおしっこが溜まっているので、排泄を必ずします。
- ごはんのあと
おなかがいっぱいになると、腸に溜まっている便が押し出されるので、排泄しやすいです。
- しっかり遊んだあと
興奮すると犬はトイレへ行きたくなります。
うれションって聞いたことありますか?うれションは興奮が原因です。
頻度
- 子犬の場合
一日に10回以上トイレへ行きます。
2、3時間おきにトイレへ連れて行きましょう。
- 成犬の場合
一日に5、6回はトイレへ行きます。
4、5時間おきにトイレへ連れて行きましょう。
場所
・犬は住居から遠い場所で排泄をするという本能があります。
ハウスとトイレの場所は離しましょう。
よく、ハウスの中にトイレを設置している人がいますが、あまりおススメしません。お部屋の対角線にあたる角と角に、トイレとハウスを設置することが好ましいです。
・他の犬の排泄の匂いが残っている場所に、犬は排泄をしたがります。
お散歩中に電柱におしっこをかけている子がいますよね。
先住犬がいる場合は、その子のおしっこの匂いのついたシーツを利用するとうまくいくかもしれません。使用済みのシーツを再利用するのは、あまりおススメしませんが・・・。
合図
犬はトイレに行きたくなると排泄の合図をします。
- 遊びをやめて、そわそわする
- しきりに床の匂いを嗅ぐ
- 部屋をくるくる回る
飼い主の心構え
飼い主が焦らないことが一番大切です。
いきなり知らないお家にやってきて、『はい!トイレ覚えて~』って。覚えられる方が変です。
最初のころは失敗して当然。『失敗しても全然OK!あ、おしっこね、拭いとくよ~』くらい余裕を持ってください。
トイレ成功
トイレで排泄ができたら、すぐに褒めましょう。アイコンタクトをして、褒めることが大切です。
トイレが一回でも成功すると、感動しますよ。『ああ、私の言うこと聞いてくれた!』って。
トイレ失敗
トイレ以外で排泄をした時、絶対に犬を怒らないでください。
怒られると犬は、『おしっこをしたことがいけないんだ!』と勘違いしてしまいます。おしっこをすること自体がストレスになってしまい、おしっこを我慢するようになります。
失敗した時は、犬とは目を合わせず話しかけもせず、何もなかったかのように振舞いましょう。犬は何もなかったかのように振舞うはずです。なぜなら悪気はないから。
人間も犬の真似をして、何事もなかったかのように汚れた場所をもくもくと片付けましょう。
ポイント
一番大切なことは飼い主のあなたが落ち着いていることです。飼い主が落ち着いていれば、犬も落ち着いてトレーニングができます。
犬はただそこで一生懸命あなたの指示に答えようとしています。あなたも愛犬のその気持ちに答えらえるように、穏やかな態度で接しましょう。
失敗したからと言って決して怒ってはいけませんよ。
また、余裕を持つためにも、しっかりと事前に準備をしましょう。
心の準備はもちろん、トイレグッズも忘れずに!