まずい!狂犬病予防注射を忘れてた、どうしよう。
もしかして罰金がある!?
と焦っている飼い主のあなた。
「狂犬病予防注射は毎年かならず受けましょう」と言われているにも関わらず、忘れている方が結構いるんですよね。
この記事では、病院で予防注射を受けるときの料金や注意点を解説しています。
狂犬病予防注射は忘れていても、病院で注射を受ければ大丈夫です。安心してください。
狂犬病予防注射は忘れてもなんとかなる
狂犬病予防注射は忘れても大丈夫です。
1年以内に動物病院で予防接種を受けましょう。
故意なら罰金はある
故意で注射をしていない場合は、20万円以下の罰金があります。
狂犬病予防注射を毎年していないと、「狂犬病予防法」違反にはなりますが、故意でなければ、罰金はありません。安心してください。
動物病院で予防接種を受ければOK
動物病院で予防注射を受ければOKです。
狂犬病予防注射の通知はがきを一緒に持って行きましょう。
「狂犬病予防注射を受けに来た」と受付に言ってください。
嫌な顔をする先生や看護師さんはいないので安心してください。
そして、「今年注射をしたよ」という届け出を出してくれる動物病院も多いです。
もし、自分で届け出を出さなければならない場合は、動物病院でその方法をを聞きましょう。快く教えてくれますよ。
予防注射の料金
予防注射の料金は3,000円ほどです。集団注射を忘れた場合でも注射料金は変わりません。
予防注射料2,450円+予防注射済票の交付手数料550円となります。
動物病院に連れて行くときの注意点
動物病院に連れて行くときの注意点をあげました。
以下に気をつけて予防注射に行きましょう。
事前に電話で問い合わせをする
その病院がその日空いているか事前に確認しましょう。
また、初めて行く病院の場合は、クレートやキャリーが必要なのか、リードをつけていればOKなのかなども聞いておくといいですよ。
周りの動物や飼い主さんに配慮する
動物病院は犬以外の動物もたくさんいます。特に小動物は捕食される側なので、犬を見るとびっくりしたり怖がる子もいます。
周りの飼い主さんや動物に配慮しましょう。
犬の登録と狂犬病予防接種は飼い主の義務
犬の飼い主には
- 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
- 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
- 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
が法律より定められています。
鑑札と注射済票は、登録された犬もしくは狂犬病予防注射を受けた犬であることを証明するための標識ですので、飼い犬に着けておかなければなりません。鑑札には登録番号が記載されています。もしも飼い犬が迷子になっても、装着されている鑑札から確実に飼い主の元に戻すことができます。
引用:厚生労働省「犬の鑑札、注射済票について」
狂犬病予防注射の集団接種について
時期
4月~6月
4・5・6月は厚生労働省が定める狂犬病予防注射月間です。
注射時期は、各自治体によって異なります。
詳しい日時は、お住まいの市町村のホームページ等でご確認ください。
集団接種後には、注射済票が配られます。
料金
すでに犬の登録が済んでいる飼い主さん
3,000円
(予防注射料2,450円+予防注射済票の交付手数料550円)
集団接種の通知はがきも一緒に持って行きましょう。
犬を新しく登録したい飼い主さん
6,000円
(犬の新規登録手数料3,000円+今回の予防注射料と注射済票の交付手数料3,000円)
毎年必ず狂犬病予防注射を受けましょう
集団予防注射を忘れた場合でも、動物病院へ個人で行けば大丈夫です。ただし「1年以上受けていなかった」なんてことがないようにしておきましょう。
急に他の犬がいる所に行っても、落ち着いた態度でいられるように、普段からしつけておきましょう。
注射済票はかならず首輪につけておきましょう。注射済票がないと、入れないドッグランやホテルもあります。
他の犬や人、動物への配慮を忘れずに!