こんにちは。犬好きブロガーわん子です。
今日は犬の一生でも一番大切な社会化の時期に行うパピーパーティーについての記事です。
近々犬を飼う人、最近子犬を飼ったばかりという人におススメです。
参照:©UGpet Inc
パピーパーティーって?
パピーパーティーとは、その名の通り子犬の集まりのことです。子犬は、主に生後2か月~5カ月が対象となります。
子犬の社会化の勉強を子犬と飼い主が集まってする場所だと思ってください。
社会化とは
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子犬の社会化とは、人や他の犬、環境に慣れることをいいます。
生後2週から16週までの期間を子犬の社会化期と呼びます。犬の人生で、この社会化期が一番大切と言っても過言ではありません。
本来なら社会化期に母犬・兄弟犬などと一緒に過ごし、遊びの中で社会性を身に着けていきます。子犬はじゃれ合うことで、どれくらい歯を立てると痛いのか、何をしたら怒られるかなどを覚えていくんです。
現在、日本の動物愛護法では『子犬は生後56日まで親兄弟と一緒にすること』を定めています。しかし、日本のペット流通では、子犬は早く親兄弟と離されペットショップへ。それから他の犬に関わることはなく、家庭へ行ってしまいます。
家庭には人間しかいないため、犬の社会化はできません。子犬の社会化不足は、大きくなってからの犬の性格や行動に大きな影響を及ぼしてしまいます。
早すぎる親兄弟との別れは、犬に異常行動を引き起こします。例えば、『他の犬に異常に吠える』『人が触ると噛む』などです。
これらはパピーパーティーに連れて行っていれば、起こらなかったことばかりです。社会化期にたくさんの犬と出会った子犬は、落ち着いた素晴らしい犬になります。
しかし人間のせいで、うまく社会化ができなかった犬もたくさんいます。
パピーパーティーの目的は犬と人に慣れること
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社会化期は、とにかくたくさんの人と犬と出会うことが大切です。
パピーパーティーに参加することで、沢山の犬と出会えます。沢山の犬との遊びの中で、子犬は社会性を身に着けていきます。子犬はパワーがありますから、しっかりと遊ばせてあげることが大切です。
また参加者同士が協力することで、飼い主以外の人間と触れ合うことができます。他の飼い主さんにエサをもらったりしながら、『人って怖くないんだ』と子犬が認識するようになります。
成犬のお手本がいるとスムーズ
うちの愛犬(ユウちゃん)の例を紹介します。
うちの隣のお家に、現在1歳のフレブルちゃん(メス)がいます。生後3か月でお隣にやってきました。
うちのコは、彼女のお手本犬でした。基本的には何をされても怒りません。ただただ彼女にされるがままです。ただし、あまりにもしつこく彼女が遊びに誘ったりすると、怒ります。『ウウーッ』と言って。彼女が落ち着くとまた遊んであげています。
きっとユウちゃんからたくさん学んでくれたのでしょう。このフレブルちゃんは犬も人も大好きないい子に育っています。
このようなお手本犬がパピーパーティーに何頭かいると、子犬がしてはいけないこと、していいことを覚えやすくなります。また、パーティーが不要な喧嘩をせずに過ごせます。
パピーパーティーには参加すべき!
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人が少しのお金と時間をかけてあげれば、あなたと愛犬の暮らしは素晴らしいものになります。
犬が落ち着いていてあなたを頼りにしているなら、犬との生活で困ることはほとんどありません。
子犬を飼ったのなら、ぜひパピーパーティーに連れていきましょう。パピーパーティーは子犬を素晴らしい犬にしてくれます。子犬は、あなたを信頼し、いい意味で落ち着いた犬になります。
しかし、パピーパーティーに連れて行ったからと言って、一度で素晴らしい犬になるわけではありません。何回も行くことに意味があります。慣れさせるためには回数も必要です。
ドッグトレーナーだけでなく、ペットショップや動物病院主催のパピーパーティーもあります。こちらはトリミングやシャンプーに慣れさせる、病院に慣れさせることができます。
島根でパピーパーティーを計画中
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先日嬉しいお話をいただきました。
島根でパピーパーティーを開催する予定です。ドッグライフプランナーとして、子犬の成長のお手伝いをさせてください。
ワンコ飼いのみなさんに、愛犬と少しでも幸せに暮らして欲しいという思いでいっぱいです。
いずれは動物病院さんとも協力してできたらいいなあ。かかりつけ医を決めたり、動物病院に慣れるためにも協力してレッスンができればいいなと思っています。
まだ計画段階なのでお伝えできることは少ないですが、新しいことが決まりましたらお知らせいたします。待っててくださいね~。
社会化について、おススメブログ
子犬を飼うことは「可愛い」という感情ではなく、その子を本当の意味で家族として迎えることが出来るのか?という「覚悟」を問いたいのです。
大げさだとよく言われますが、その子が寿命を全うしたときに、本当にこの子に出会えて良かった、家族として迎えて良かったと思ってもらいたいのです。
引用:店長日記『子犬を飼うことは「可愛い」だけではなく「覚悟」が必要です。』
子犬の社会化以外にも、吠え癖などのしつけについての記事も。読んでみてね!